日本とエルサルバドル共和国の外交関係が樹立されてから70年という節目の年となった2005年、「日・エルサルバドル外交関係樹立70周年記念切手」がエルサルバドル共和国において発行されました。また、2005年は「日・中米交流年」でもあり、8月に東京で開催された「日本・中米首脳会談」には、エルサルバドルよりデ・エスコバル副大統領が出席し、10月には我が国皇族として初めて、常陸宮同妃両殿下がエルサルバドルを公式に訪問されました。
切手には、日本の援助により建設された国際空港や国道のインターチェンジなどの写真が使われています。
![]() ※1「首都新国際空港建設」(円借款) コマラパ国際空港は、1980年に開港以来、中米のハブ空港として機能している。 ※2「農業技術開発強化計画」(技術協力) 国立農業学校・バイオテクノロジー実験室の風景。国立農業学校には、技術協力が実施されエルサルバドルの農業発展に寄与している。 ※3「道路整備計画」(円借款)
国道一号線のトロンカ・デル・ノルテ・インターチェンジが建設されたことで、周辺市町村(住民約100万人)の大きな問題であった交通渋滞が緩和され、サンサルバドル大都市圏及びその周辺市町村へのアクセスが容易になった。 |