インドシナをベトナムからミャンマーまで東西に横断する「東西回廊」(ベトナムのダナン港からラオス、タイを通ってミャンマーのモーラミャインまでを繋ぐ運輸インフラ)構想の一環として建設された第2メコン国際橋は、日本の円借款(平成13年度、供与限度額約80億円)によって完成しました。 2006年12月20日には開通式典が催され、開通記念として橋のイラストを用いた切手がタイとラオスの両国で発売されています。 この橋が完成したことで、タイとベトナムとの間の輸送時間が大幅に短縮され、内陸に位置するラオスやタイ東北部にとってはベトナムの港湾を利用した貿易の促進につながります。 また、本案件は円借款として初めての国境をまたいだ事業です。 ![]() ![]() タイとラオスで発売された記念切手(シートのデザインは2種類) ![]() |