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パキスタン
ODA50周年記念切手

パキスタン ODA50周年記念切手
●パキスタン政府が発行した日本からのODA50周年記念切手を発行しました。切手のデザインには、現地で「日パ友好トンネル」として知られているコハット・トンネルや、援助の現場で活躍している日本人専門家・協力隊員の姿が採用されています。

●我が国は1954年から、パキスタン人研修員の受入などの協力を実施。2004年は、日パキスタン経済協力50周年であった。切手の作成にあたっては、日本大使館からも資料を提供するなどの協力を行った。

切手の図柄になっている各プロジェクトの説明

【写真左、右下】
 コハット・トンネル建設計画 (円借款:供与額:126.18億円)
 現地では「日・パ友好トンネル」として知られる全長1,885mのトンネル。パキスタンを南北に縦断する主要道路である「インダス・ハイウェイ」の一部として建設された。2003年6月開通。

【写真中上】
 青年海外協力隊(視覚障害者教育)(技術協力)
 我が国からはこれまでに100名を超える青年海外協力隊員を派遣。写真は1998年から2年間派遣されていた伊賀氏が、視覚障害施設で、紙を編んでつくるカゴの作り方を教えている様子。

【写真右上】
 ポリオ撲滅計画(無償資金協力)(計9回、総額68.37億円)
 我が国は、パキスタンのポリオ撲滅を支援する目的で1996年から無償資金協力事業でポリオワクチンおよび接種に必要な資機材調達の資金協力を実施。写真は、感染症対策の専門家として派遣された小林氏が子どもに経口ワクチンを投与している様子。

【写真中下】
 ガジ・バロータ水力発電所計画(円借款:供与額:349.02億円)
 パキスタン北部、インダス河上流に堰および発電用水路を整備し、1,450MWの容量を持つ水力発電所を建設。


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