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外国の切手になったODA
森林保護・原野火災対策(マダガスカル)

切手
マダガスカルでは、放牧や薪炭採取のための無秩序な野焼きにより、全国的に森林原野火災や土砂災害が深刻でした。そこで、アンカゾベ地域をモデル地区と位置付けて日本が技術協力(平成12年度~平成15年度、専門家派遣)を行った結果、同地域では森林原野火災と土砂災害が激減、米の収穫量も大幅に増えて住民の生活水準が向上しました。マダガスカル政府は、この取り組みを全国に普及・拡大しようとしています。JICAマダガスカル事務所開設を記念したこの切手では、日本との友好の象徴として、「生活向上のため、森林原野火災をなくそう」とのスローガンとともに、アンカゾベ地域での訓練受講者が延焼防止線作成要領で両国国旗を描いた様子を図案に採用しています。
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