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パプアニューギニア
「ポートモレスビー・ホホラ小学校整備計画」
新校舎完成式(平成11年3月5日)

林大使と新築校舎「ハヤシ・ビルディング」命名のプラーク
 カラフルな衣装に身をつつんだ地元のダンシングチームに先導され、タラピヌ教育大臣、林大使を始めとした列席者が着席すると、多数の地元住民が見守る賑やかな雰囲気のなかで、新校舎の完成を祝う式典が始まりました。
 タラヌピ教育大臣は、冒頭のスピーチにおいて、「日本とPNGの関係はより強固になっています。教育は何処の国にとっても基礎となるものであり、その国の活力を支えます。日本は教育を援助の優先セクターにおいており、今回の援助は、1996年の終わりに日本政府に要請書を提出したところ、直ちに援助を決定した経緯があります。林大使はPNGの子供達の本当の友達であり、兄弟でもあります。大使に心から深く感謝しています。」と述べました。
 これを受け林大使は、「本校は約2年前、高速道路の建設のため一部立ち退きを迫られていました。教育は社会経済開発のための基礎であり、日本政府は教育に対して高い優先順位を置いています。私はホホラ小学校の卒業生がいつの日か日本で学び、それが両国の友好関係の促進につながることを心から望んでいます。」と述べました。
 この新校舎は大使のお名前にちなんで「ハヤシ・ビルディング」と命名され、真白な壁に記念のプラークが光り輝いていました。

案件概要:平成9年度草の根無償資金協力

コイセン同校委員長と児童 新築された校舎

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