ODAとは? ODAちょっといい話

日本国民の皆様へ ありがとう!
コロンビア共和国に対する
草の根・人間の安全保障無償資金協力を通じた援助

ここで人々は読書できる
日本の協力と「読書と図書館国家計画」

平成17年4月

 コロンビアでは、長引く紛争や厳しい財政状況から、初等教育の整備が不十分で、未就学児童、非識字者が多く、大きな社会問題となっています。このような状況の中、日本政府は、「草の根・人間の安全保障無償資金協力」を通じて、コロンビア共和国政府の「非識字率低減のための全国図書館整備計画」と連携して児童図書館建設計画を実施し、平成11年度以降27件の児童図書館を建設しました。これらの図書館を利用した児童者数は、11万5千人に上り、成人の非識字者にも積極的に活用されています。また、貧困問題の深刻な原因の一つである教育問題を通じての経済社会支援にも貢献しています。

 この日本の協力を記念して、コロンビア政府の教育省が本を作成し、在コロンビア日本大使館を通じて、「日本政府と日本国民へ特別の謝意を捧げる」との献辞が届けられました。本の裏表紙にはウリベ・コロンビア共和国大統領からのメッセージも添えられています。

 この本の中には、たくさんの子供たちの声や写真が載せられています。

図書館 ウィルソン・マヌエル・バレーラ(11歳)図書館のお陰で、すらすら本が読めるようになる
図書館 ウィルソン・マヌエル・バレーラ(11歳)
図書館のお陰で、
すらすら本が読めるようになる
カルロス・ポルティージョ 図書館長であり学生 マヌエル・クルス・ペルドーモ 本を読むために、毎日2時間かけてやって来る
カルロス・ポルティージョ
図書館長であり学生
マヌエル・クルス・ペルドーモ
本を読むために、毎日2時間かけてやって来る

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