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ボリビア共和国
「第二次地方地下水開発計画2/2期」
竣工式(オルロ)

「竣工式会場風景」 ポンプを運転し、清潔な水の供給を確認

「給水施設に貼られたODAマーク」
 3月20日、ルーベン・ポマ住居・生活基盤整備大臣、カルロス・ボルツ・イラオラ オルロ県知事を始めとするボリビア側関係者及び日本側より在ボリビア山本臨時代理大使、永井JICA所長他関係者出席の下、オルロ県ハンコ・ニューニョ村に於いて、日本の援助による「第二次地下水開発計画2/2期」竣工式が行われました。
 本案件は、1/2期にタリハ県及びオルロ県へ井戸掘削機と関連機材を供与し、2/2期で技術移転を行いつつ井戸掘削と給水施設の建設を行い、次年度以降は各県が供与された機材を使用し、各県の5カ年計画に基づいて井戸を掘削するものです。式典には村中の住民や子供達が参加し、踊りや演奏も披露しながら盛大に行われました。
 竣工式の挨拶のなかで山本臨時代理大使は「昨年2月に掘削機材の引渡式が行われて以来今日までの間に、8村での井戸掘削及び給水施設の建設と、日本の施工業者による技術移転が行われてきました。これからは皆さんが、移転された技術と機材を用いて、74村における井戸掘削を実施して下さい。また、建設された給水施設の維持管理をしっかり行い、有効に使ってください。」と述べました。

「高架給水タンク設置場所まで踊りながら移動」   「高架給水タンク」

「現地紙にも大きく報道されました。」
 これに対してポマ住居・生活基盤整備大臣も「過去の協力案件には持続性が欠けていましたが、それは適切に維持管理が行われていなかったからです。この井戸が子供達が大人になったときも使用できているよう、しっかり維持管理を行って下さい。」と述べました。
 また、ボルツ県知事も、「清潔な飲料水は健康、栄養、生活水準に大きな影響を与えます。オルロ県は日本の援助を無駄にしないよう、努力していきます。どうか、日本政府と日本の国民の皆さんに、我々の感謝の気持ちを伝えて下さい。私たちはこれから供与された機材を活用して、飲料水の恩恵に浴することのできる村を拡大していきます。」と述べました。

 本竣工式の模様は新聞各紙において報じられたほか、テレビニュースでも報道されました。

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