ボリビア共和国
「第二次地方地下水開発計画2/2期」
竣工式(タリハ)
3月15日、ルーベン・ポマ住居・生活基盤整備大臣、オスカル・ヴァルガス・モリーナ タリハ県知事を始めとするボリビア側関係者及び日本側より在ボリビア山本臨時代理大使、永井JICA所長他関係者出席の下、タリハ県庁前広場に於いて、日本の援助による「第二次地下水開発計画2/2期」竣工式が行われました。
本案件は1/2期にタリハ県とオルロ県へ井戸掘削機や関連機材を供与し、2/2期で技術移転を行いつつ井戸掘削と給水施設の建設を行い、次年度以降は各県が供与された機材を使用し、各県の5カ年計画に基づいて井戸を掘削するものです(2/2期は5カ年計画の第1年目にあたる)。式典にはタリハ県内において井戸を掘削した村々から多数の村人が参加し、盛大に行われました。
竣工式の挨拶の中で山本臨時代理大使は「日本の施工業者の努力により、今年度は県内9村の井戸掘削が完了しました。来年度からは皆さんが、(日本の供与機材を用いて)計画に従って76村の井戸掘削と給水施設の建設を行う番です。責任を持って効率よく、協力して実施して下さい。」と述べました。
これに対してポマ住居・生活基盤整備大臣は「清潔な飲料水は健康的な生活を送る上で不可欠です。日本の協力により、地方の住民にも清潔な水の重要性を理解してもらい、また清潔な水の恩恵にあずかることができるようになります。」と述べました。
また、ヴァルガス県知事も、「日本の協力により我が県は道路や井戸が整備され、感謝しています。」と述べました。
本竣工式の模様は新聞各紙において報じられたほか、テレビニュースでも報道されました。