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パキスタン・イスラム共和国
「借款により古い絆が復活」(Nation紙 2005年5月9日)

記事概要:
 小泉首相のパキスタン訪問により両国の経済関係強化への希望が出てきている。実は、両国の経済関係の多くは、民間セクターの活動に依存しているので、両国政府のなすべき 事は少ない。しかしながら、小泉首相のパキスタン訪問の際に表明された円借款の再開は、両国の経済協力のペースを上げるであろう。パキスタンはいつも日本の奇跡的な経済経験に学びたいということを表明してきたし、日本の過去50年間に及ぶ経済協力関係を賞賛してきた。そして今般は円借款再開の手始めとして、1億5400万ドルが供与されることになった。日本は、2001年に表明した3億ドルの無償協力もすべて完了している。日本は今後もパキスタン国民の福利のための協力を継続して行くであろう。経済協力(円借款の再開)はパキスタンへの外国からの直接投資にもよい影響を与えるであろう。

「Nation」紙、2005年5月9日
「Nation」紙、2005年5月9日
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