ODAとは? ODAちょっといい話

小泉総理大臣のASEAN+3首脳会議等出席に際してのラオス国民へのメッセージ

 ラオスでは、日本は積極的に経済協力を行っている国として広く知られており、青年海外協力隊等の援助関係者の活動についてもよく知られていますが、小泉総理を含めて日本の要人については、ラオスを訪問することが希であることもあり、ほとんど知られていないという状況でした。
 ODA50周年に当たる2004年にラオスで開催されるASEAN+3首脳会議の機会に、ラオスを援助するトップドナーとしての日本と会議出席のためにラオスを訪問される小泉総理を結びつけて当地主要紙(英語紙:ビエンチャンタイムズ紙、ラオ語紙:パテトラオ紙、パサーソン紙)で広報しました。
 ラオスの方たちからは、「小泉総理のメッセージで、小泉総理がラオスに良いイメージを持っていることが嬉しかった。」、「日本がラオスで沢山の経済協力を行っていることを改めて知り、身近なところで日本の援助に助けられていることが解った。」等の感想が寄せられました。

  • 見出し:友好と協力の半世紀

  • 小泉総理メッセージ要旨:

     「この度、初めてのASEAN+3首脳会議等の開催を間近に控えたラオス国民の皆様に直接御挨拶できることを嬉しく思います。近く貴国にて行われるASEAN首脳会議では、初めてラオスを訪れることになりますが、我が国とASEAN諸国との間の協力関係を、私が提唱している「共に歩み、共に進む」とのパートナーシップに基づき、さらに強化したいと考えています。
     本年は、我が国がODAを始めて丁度半世紀を迎える節目の年に当たり貴国とは、我が国が初めて青年海外協力隊を派遣した国として長きに亘る協力関係を築いてきました。明年の日本ラオス外交関係50周年に向けて、我が国と貴国の友好関係を一層増進させてまいります。」

  • その他紙面の内容

     国際協力50周年のロゴマーク及び簡単な説明、並びにイラストによる代表的なODAプロジェクト(ナムグム水力発電、水道、保健、電信、空港、教育関連プロジェクト)を記載した首都ビエンチャン特別視の地図を掲載。
     更に、昨年の2003年の日・ラオス間の要人往来として、川口外務大臣(当時)のラオス訪問、ブンニャン首相の日・アセアン特別首脳会議出席の際の写真を掲載し、また、2005年が日・ラオ外交関係樹立50周年にあたることを説明。
 実際の記事(ラオス語英語

このページのトップへ戻る
目次へ戻る