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新生児・妊産婦健康改善のための病院建設・医療スタッフスキル向上卜レーニング事業(第2期)
(Strengthening Reproductive Health Service Project through improving Health Facilities and Capacity Building for Medical Service Workers (Phase 2) )

(写真)バトラ村落開発地域の簡易保健所
国名 ネパール 事業地地図(PDF)
事業期間 2013年3月13日~2014年3月12日
分野 医療・保健
実施団体 特定非営利活動法人
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プロジェクトの概要
 ネパールは,南アジアで最も所得水準の低い後発開発途上国であり,社会・経済開発に努めているが,地勢的に厳しい条件等により国際的な支援を必要としている。
 ネパール保健省は母子保健を保健分野における最優先課題としている。
 【新生児死亡率】1000人出産あたり31人(日本は1人/2010年WHOデータ)
 【妊産婦死亡率】1000人あたり44.9人(2007年WHOデータ)(日本は4.2人/2009年厚労省データ)
 このように依然として高い数値となっており,これら死亡率軽減に対する強いニーズがある。また,医療施設の老朽化や設備の不足,医療従事者の技能の低下等が顕著な問題となっている。
 第1期では,安全な出産が行えるお産センターを6棟建設し,必要な医療機材・設備を提供した。加えて,医療関係者(助産師や産婆なども含む)への出産介助や避妊器具研修や住民への啓蒙活動を行った。結果,従前より安全・適切な出産支援を行う等の効果が発現してきている。
 第2期にあたる本事業では,妊産婦・新生児の健康向上のみならず住民が家族計画の重要性なども理解する等,総合的なリプロダクティブ・ヘルスの向上が期待される。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)ナニコット村落開発地域にある簡易保健所。分娩室はない
中間
(写真)望まない妊娠のリスク軽減:インプラト研修-講義を受ける研修生
完了
(写真)電気で動く医療機器
その他特記事項
なし

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