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生態系保全型統合農法を推進する村づくり(第2期)
(Establishment of Ecosystem Integrated Farming Villages (phase 2))

(写真)
国名 タイ 事業地地図(PDF)PDF
事業期間 2011年11月1日~2012年10月31日
分野 農林業
実施団体 特定非営利活動法人
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プロジェクトの概要
 タイ王国チェンマイ県にある事業対象地域では,山岳少数民族が農耕を営んでいるが,農業の近代化や農民の定住政策により森林伐採の進行,土砂崩れや洪水の多発,川の水量の減少・水質の悪化,化学肥料の対応による土壌の劣化等が生じている。この結果,食糧が自給できず,栄養不足,子どもの発育不良,汚水の摂取による健康被害等の深刻な問題が存在する。また,多くの農民が化学肥料購入のために借金をし,その返済が困難な状況から抜け出せずにいる。
 本事業では,このような状況を改善するため,山林,水,土壌を保全しながら作物を栽培する持続的農業(生態系保全型統合農法)への転換を図り,これを普及させるため,5村の農民約200名に対し,化学肥料を使わずに複数の農産物を同一農場で生産すること,また,養魚及び養鶏との組み合わせにより複合的な利益が得られることを目指したトレーニング中心の活動を行う。
プロジェクトの進捗
開始
(写真)
中間
(写真)コーヒー皮むき機(使用法トレーニングの様子)
完了
(写真)コーヒーの木、枝の剪定を学ぶ。(3月26日ファイコーンセンター)
その他特記事項
なし
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