平成24年2月16日
1.平成24年2月16日,オーストリア国ウィーン市のホーフブルク宮殿において第3回パリ合意フォーラム閣僚級会合が開催された。国連から潘基文(パン・ギムン)国連事務総長及びフェドートフ国連薬物犯罪事務所(UNODC)事務局長が,シュピンデルエッガー・オーストリア外相(ホスト国),ラブロフ露外相,ジュペ仏外相の他,アフガニスタン麻薬担当大臣,デンマーク開発大臣(EUを代表),ブルガリア外相,イラン内相等の閣僚に加え英米等主要国も次官クラスが出席した。なお,我が国より篠塚保・国際テロ対策・組織犯罪対策及びサイバー政策担当大使が出席。
2.今次会合では以下の4テーマについて議論された。
3.参加各国から,アフガン麻薬問題に対するハイレベルのコミットメントが示される中,成果文書としてウィーン宣言(英文)(PDF)が採択された。
アフガン麻薬問題に取り組む有志国の会合であり,フランス及びロシアが主導して開催されており,2003年5月に「中央アジアから欧州への麻薬ルートに関する閣僚級会合」がパリにおいて開催され,「パリ合意」が採択された。更に,第2回目の閣僚級会合は,2006年,アフガニスタンからの薬物不法取引に関してモスクワにおいて開催され,「モスクワ宣言」を採択したが,今次会合は上記会合に続くもの。
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