グローカル外交ネット

令和8年6月18日

佐賀県地域交流部国際政策グループ

 佐賀県では、「人を大切に、世界に誇れる佐賀づくり」を基本理念に、各国との連携、関係構築を進めています。連綿と紡がれる文化、歴史、豊かな食、風光明媚な自然、そして、何よりそれらを支える人といった本物の資源が佐賀県には溢れており、それらを発信することで、国内外でのプレゼンス向上に努めています。
 2025年度は、在外公館等で行われる「天皇誕生日祝賀レセプション」に出展し、様々な賓客に向けて、佐賀県が誇る有田焼、日本酒、佐賀牛を中心とした佐賀県の素晴らしさについてPRを実施しました。
 今回は、2025年度に出展した2か国でのPRの模様を紹介します。

1 有田焼・日本酒のプロモーション(在オランダ日本大使館)

 佐賀県では、2016年の有田焼創業400年を機に、佐賀県と駐日オランダ王国大使館の幅広い相互発展を目指して「クリエイティブ連携・交流協定」を締結しました。その後、クリエイティブ分野での連携事業を中心に、スポーツや文化などの分野でも交流をするなど、関係性を深めてきました。
 本レセプションでは、会場に佐賀が誇る有田焼を展示し、参加者にPRすることができました。展示した有田焼は、オランダとの連携事業で、2025年度で事業開始10周年となるアーティスト・イン・レジデンス事業「Creative Residency Arita (CRA)別ウィンドウで開く」の協力窯元・商社6事業者の作品を展示しました。参加者からも積極的に質問をいただき、有田焼の素晴らしさについて現地で発信することができました。
 また、会場では、オランダに流通している佐賀の日本酒12種類を、有田焼の酒器を使用し、参加者に飲み比べていただきました。日本酒を初めて飲む方もおられ、佐賀の日本酒の美味しさを初めての方にも体感いただける機会となりました。
 本レセプションのみならず、2025年度は、大阪・関西万博にて、諸富家具や伊万里・有田焼とダッチデザインの融合によるコラボ制作品を展示したほか、九州陶磁文化館とプリンセンホフ博物館(デルフト市)が連携のための意向書に調印するなど、佐賀とオランダがこれまで築き上げてきた交流が深まり、広く国内外に発信することができた年となりました。今後も、更なる交流の発展・深化ができるよう努めてまいります。

CRAの協力窯元・商社作品展示の様子
佐賀酒PRブースの様子

2 佐賀牛をはじめとした本物の佐賀をPR(在香港日本総領事館)

 佐賀県では、アジアや欧米など世界各地への県産品の輸出促進に取り組んでいます。その取組の一環として、佐賀牛の重要な輸出先の一つである香港における、天皇誕生日祝賀レセプションにおいて、佐賀県ブースを出展し、佐賀牛や佐賀酒のほか、県を代表する企業である久光製薬も商品を並べ、本物の佐賀をPRしました。
 佐賀県ブースでは、お客様の目の前で佐賀牛を調理しましたが、終始途切れることのない長蛇の列ができ、会場の中でもひときわ活況を呈していました。待機列に並んだ方からは「毎年佐賀牛を楽しみにしている」との期待の声や、初めて佐賀酒を試した方からは「佐賀酒のことは知らなかったが、こんなに美味しいとは」といった好意的な声もいただきました。また、久光製薬が佐賀県企業であることを初めて知る方も多く、佐賀県のポテンシャルを知っていただく貴重な機会になったと感じています。
 佐賀牛や佐賀酒など佐賀県産品は香港でも長年販売していますが、まだまだその存在、美味しさを知らない人もいらっしゃいます。今後も皆様に本物の佐賀を感じていただく機会を提供し、県産品の輸出拡大に繋げていきたいと思います。

佐賀牛の振る舞いの様子
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