グローカル外交ネット

令和4年6月17日

第8回世界お茶まつり実行委員会事務局
(静岡県経済産業部農業局お茶振興課)

1 世界お茶まつり2022

 静岡県から国内外に向けてお茶の魅力を発信するお茶の総合博覧会「世界お茶まつり」は、2001年にスタートして以降、3年に一度静岡県で開催しています。8回目の開催年である令和4年は、新茶シーズンの5月に「春のお茶まつりウィーク」を開催し、お茶の需要期である10月に「秋の祭典」を開催予定です。
 8回目となる今回は、「お茶の消費が伸び悩む茶業関係者のみなさんに元気に、笑顔になってほしい」、「お茶の健康効果で、世界中の人々にお茶を飲んで元気に、笑顔になってほしい」という願いを込めて「O-CHA(お茶)で元気な笑顔!」を開催テーマに掲げています。

2 春のお茶まつりウィーク

 令和4年5月1日(日)から15日(日)までの15日間、新茶シーズンの訪れに合わせて「春のお茶まつりウィーク」を開催しました。今回は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、初めての分散型での開催となりました。
 静岡県内外の約400店舗に「パートナー店」として御参加いただいた「新茶フェア」では、お茶の販売だけでなく、お茶を使ったスイーツの提供やお茶摘み体験など、幅広くお茶を楽しめる企画を御用意いただき、各パートナー店の自慢の新茶を多くの方々にお楽しみいただきました。また、パートナー店をまわってスタンプを集める「スマホdeスタンプラリー」を同時開催しました。
  さらに、静岡県内の鉄道会社5社(注)と連携して実施した「O-CHA旅@沿線」では、各沿線の特徴を活かし、お茶を使ったお酒と料理の提供、新茶作り最盛期の茶工場見学や日本茶インストラクターのレクチャーによるお茶の淹れ方体験などを実施しました。静岡県内外から多くの方々に御参加いただき、各沿線の特色のあるお茶と鉄道のコラボレーションを御堪能いただきました。

  • (写真1)女性が、お茶摘みをしている様子
    茶摘み体験
  • (写真2)ヘッドマーク付き運行車両
    O-CHA旅@沿線
    (岳南電車のヘッドマーク付き運行車両)
  • (写真3)天竜浜名湖鉄道でのお茶の淹れ方体験
    O-CHA旅@沿線
    (天竜浜名湖鉄道でのお茶の淹れ方体験)

(注)伊豆箱根鉄道、岳南電車、静岡鉄道、大井川鐵道、天竜浜名湖鉄道の5社。

 このほか、世界お茶まつり2022公式ホームページで御好評をいただいているお茶を使ったカクテルとモクテル(ノンアルコールカクテル)を御紹介する企画「~O-CHAでチルする?~おうちでChall Out!!」で人気のモクテルとそれに合う料理を作る料理教室や、電動アシストクロスバイクで牧之原大茶園を駆け抜けるサイクリング企画など、様々なシーンでのお茶の楽しみ方を提案しました。

(写真)モクテルとお茶菓子 お茶を使ったモクテルと料理を楽しむ料理教室

3 秋の祭典

 令和4年10月20日(木)から23日(日)までの4日間、静岡県静岡市のコンベンションアーツセンター「グランシップ」において「秋の祭典」を開催します。
 産業・文化・学術の3つの柱を基本とし、これまで御好評をいただいてきた「ワールドO-CHAマーケット」での世界各国のお茶の試飲や関連品の展示、販売に加え、海外のお茶の愉しみ方や茶文化を学べる「世界の路上茶屋体験」や世界の茶生産国の関係者がお茶事情について討論する「世界緑茶会議」などのプログラムを継承しながら、WEB商談会や開催期間前後にもお茶が購入いただけるオンラインカタログなど、オンラインを活用したプログラムを取り入れたハイブリッド型で開催します。さらに、お茶と様々なジャンルを掛け合わせた新たな試みとして、お茶とチョコレートのマリアージュやお茶とアウトドアのコラボレーションのほか、自宅で過ごす時間の増加や新しい生活様式が定着している状況下ならではのお茶の楽しみ方を提案します。一般消費者や茶業関係者のほか、これまで以上に多くの方々にお茶をお楽しみいただき、お茶の新たな魅力や奥深さを再発見していただけるプログラムを展開予定です。是非、多くの皆様の御来場をお待ちしています。

(写真)ワールドO-CHAマーケットの様子 ワールドO-CHAマーケット
(注 写真は世界お茶まつり2019開催時)
(写真)世界の路上茶屋体験の様子 世界の路上茶屋体験
(注 写真は世界お茶まつり2019開催時)

秋の祭典

 開催日:令和4年10月20日(木)から23日(日)まで
 会場:静岡県コンベンションアーツセンターグランシップ(静岡県静岡市駿河区東静岡)
 入場料:無料(一部、体験や飲食を伴う有料プログラムあり)

公式HP及びSNSで情報発信中

 世界お茶まつり2022公式HP及び公式SNS(Instagram、Facebook)では、プログラムに関する最新情報をお届けしています。

グローカル外交ネットへ戻る