グローカル外交ネット

令和3年2月19日

岩手県東京事務所

(写真1)いわて銀河プラザ いわて銀河プラザ

 岩手県は本州の北東部に位置し、その広さは北海道に次ぎ、東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県の面積をあわせたものより広く、日本の面積の約4%を占めています。
 広大な県土では、味の評価が高いお米やお肉などの農畜産物がつくられ、リアス海岸として有名な三陸海岸からは、新鮮な海産物が収穫されるなど美味しい食べ物が豊富で、魅力たっぷりな食材の宝庫です。
 また、漆器や南部鉄器、岩谷堂箪笥など多くの方から愛され、親しまれる工芸品も数多く、漆器生産に欠かすことのできない漆の出荷量は、全国シェア約7割を占め日本一です。
 岩手山などの雄大な自然や、日本三大鍾乳洞の一つ龍泉洞などの観光スポットも多く、四季折々の風景やイベントも楽しめ魅力たっぷりです。
 そんな岩手県の魅力をぎゅっと詰め込んだところが『いわて銀河プラザ』です。
 平成10年10月に東銀座の歌舞伎座斜め向かいのこの場所にオープンし、22年の長きにわたり多くの皆さまにご愛顧いただいております。

岩手の魅力をご紹介(アンテナショップ)

(写真2)店内 店内

 広々としたワンフロアの店内には、約1,800種類もの「岩手ブランド」を一堂に取り揃えています。
 三陸の魚介や味の評価が高い牛肉・豚肉、加工品、岩手三大麺、南部せんべい、地酒・地ビール・地ワイン、歴史と伝統に裏づけられた、職人の技が生み出す工芸品など岩手自慢の商品がそろっています。店内では、当店人気の濃厚な小岩井ソフトクリームも味わえます。是非、ご来店のうえ、お楽しみください。

特別な岩手をご紹介(イベントコーナー)

 イベントコーナーでは、岩手県内の自治体や企業などが観光や食、文化、工芸、東日本大震災津波からの復興など様々な情報を発信します。ほぼ週替わりにイベントを開催し、いわて銀河プラザで常設していない商品を手に取ったり、地元から来る販売・説明をする方々と触れ合う貴重な場を提供しています。
 新型コロナウイルス感染拡大後は、商品の展示・販売が中心となっていますが、岩手といわて銀河プラザをオンラインで結び、モニター越しに商品の紹介や地元の情報を発信しています。りんごの収穫期には、バーチャルでりんごの収穫を体験し、収穫したりんごを自宅に送るイベントも開催しました。

来店が難しい方にもいわての魅力をお届け(オンラインストア)

 いわて銀河プラザでは、首都圏でなかなか手に入らない岩手のものを手に取って楽しんでお買い物していただくことが最大の魅力ですが、新型コロナウイルス感染拡大により、店舗にお越しいただくことが難しいお客様等のために令和2年12月に「オンラインストア」を開設しました。
 現在は、岩手県が実施する「買うなら岩手のものバーチャル物産展」を同サイトで展開し、令和3年3月31日までオンラインストアで取り扱う全ての商品を3割引で販売しています。
 (注)買うなら岩手のものバーチャル物産展:新型コロナウイルス感染症の感染拡大による経済活動等への影響を踏まえ、地元生産者や事業者を応援し、地域全体を元気にしていくためのキャンペーンです。

観光情報を発信(観光案内コーナー)

 岩手県には、世界遺産「平泉」や雄大な「岩手山」、「三陸海岸」などの観光名所が多く、また、毎年多くの観光客が訪れる「さんさ踊り」や「藤原まつり」などたくさんのイベントがあります。
 いわて銀河プラザ観光案内コーナーでは、観光相談員が来店された皆さまに岩手の観光情報をきめ細かくご案内しています。また、電話やメール、郵送でも相談、情報提供を行っています。

しごと・くらし情報を発信(岩手県U・Iターンセンター)

 岩手県に定住を希望する方に「しごと」や「くらし」の情報を発信しています。岩手県U・Iターンセンターでは、職業アドバイザーが岩手県に関心のある方に岩手県内の求人情報や企業の紹介、岩手県で暮らすために必要な情報を提供しています。

海外との交流(北アフリカグループ各国大使による視察)

(写真3)北アフリカグループ各国大使による視察 北アフリカグループ各国大使による視察

 令和3年2月10日に北アフリカ6ヵ国の駐日大使及び外務省髙橋克彦中東アフリカ局長にいわて銀河プラザを視察していただきました。
 いわて銀河プラザ店内において、岩手の工芸品、食べ物や観光情報などをご覧いただき、岩手県への理解や関心を深めていただきました。
 この視察は、昨年2月に外務省と岩手県が連携して実施した「岩手県魅力発信セミナー」及び「外務大臣及び岩手県知事共催レセプション」が縁で実現したものです。

東日本大震災津波を語り継ぐ日

 岩手県では、東日本大震災津波により亡くなった多くの尊い命に追悼の意を表し、東日本大震災津波の教訓を伝承するとともに、これまでの復興に向けた歩みの中で得られた多くの絆を大切にし、一人ひとりの大切な人に想いを寄せ、ふるさと岩手を築いていくことを誓い、この度、3月11日を「東日本大震災津波を語り継ぐ日」と定めました。
 今年の3月11日は、発災から10年を迎えます。岩手県では、災害公営住宅や復興道路、海岸防潮堤などの整備が進んでいます。この間、世界各国、政府、自治体、企業、団体、個人など多くの方から様々なご支援をいただきましたことに感謝申し上げます。お亡くなりになられた皆さまに哀悼の意を捧げるとともに、ご支援いただきました多くの皆さまへの感謝と復興への誓いを込めて、3月11日、発災時刻の午後2時46分にいわて銀河プラザにおいてお客様を含め皆で黙祷を行うこととしています。


グローカル外交ネットへ戻る