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日本橋とやま館ご紹介
日本橋とやま館

標高3,000メートル級の山々が連なる立山連峰から水深1,000メートルにおよぶ富山湾まで,奇跡のような自然に抱かれた富山県。
この風土に育まれた食・文化・伝統・技・デザインには,日々ていねいに,手間をおしまず,暮らしを営む人々の気風や知恵が確かに息づいています。
そんな富山の「ライフスタイル」を見て,味わい,体感する情報発信拠点として,2016年6月に日本橋のすぐたもとにオープンしたのが「日本橋とやま館」です。
「上質な暮らしを,富山から。」をテーマに,富山県が誇る食品や生活雑貨の逸品を紹介するショップフロア,新鮮で多彩な食材に恵まれた富山ならではの食文化を富山の伝統工芸品の器で堪能できる和食レストラン,富山の銘酒を飲み比べできるバーラウンジ,富山の観光,定住・UIJターン情報などを提供する観光交流サロン,様々な展示やイベントを通して富山の魅力を体感できる交流スペースの5つの機能で構成されています。
また,館内はカウンターや装飾品などに富山県のタテヤマスギをはじめとした県産材がふんだんに使われ,壁紙には城端(じょうはな)しけ絹を使うなど,いたるところに富山を感じられる工夫が凝らされております。
富山を体感できる交流の場

日本橋とやま館では,単にモノを売るだけではなく,富山の食や技術などを体感いただくための各種イベントの開催や,富山と東京(首都圏)をつなぐ様々な交流が行われる場として,正面を入るとすぐに広い交流スペースを設けております。
こちらでは,ます寿し王子によるます寿し食べ比べワークショップや,高岡銅器・井波彫刻などの伝統工芸士から教わる制作体験のほか,毎月1回首都圏等で活躍する富山ゆかりのクリエイターをゲストに招くトークセミナーを開催するなど,様々な角度から富山の魅力を知り,体験していただくための企画を毎月ご用意しております。どなたでも参加できますので,ぜひ当館のホームページをご覧いただき,お申込みください。
地元直送の富山の山海の幸を提供する本格和食レストラン

富山ならではの食文化を味わう本格和食レストラン「富山はま作」では,ブリ,シロエビ,ホタルイカをはじめ,「天然のいけす」とも呼ばれる富山湾の 「きときと(富山弁:新鮮)」の食材を直送し,富山県出身の料理長が腕を振るった料理を提供しております。
9月からは「高志の紅ガニ」としてブランド化されたベニズワイガニ漁が解禁し,蟹づくしコースをご用意しております。また,例年11月下旬頃からは,「富山湾の王者」ブリが獲れはじめ,刺身,ブリしゃぶ,ブリ雑炊などでお楽しみいただけます。
「富山はま作」ご予約・お問い合わせ TEL:03-3516-3011
伝統と革新のものづくり・おすそ分け文化
医薬品などの化学やアルミなどのものづくり産業が経済の基軸となり,日本海側屈指の工業集積を誇る富山県。江戸時代から続く,高岡の伝統産業である銅器・漆器をはじめ,井波彫刻,越中和紙などの伝統工芸も盛んで,現在のライフスタイルに合ったおしゃれな商品開発も行われております。
ショップフロアでは,アルミや錫の食器・インテリア・アクセサリーをはじめ,おりんや和紙封筒など,伝統と革新のものづくりから生み出された商品を多数取り揃えております。ぜひ富山のライフスタイルを取り入れてみてはいかがでしょうか。
また,富山県は「おすそわけ」の風習が今も色濃く根付いており,そうした気持ちをカタチにした「越中富山 幸のこわけ」シリーズは,お土産にも最適です。とろろ昆布,いか黒作り,ほたるいか浜干しなどが,手軽な食べきりサイズに小分けしてあります。
東京オリンピック・パラリンピックとその先に
観光交流サロンは,JNTO認定外国人観光案内所として,英語対応可能なコンシェルジュが常駐し,館内の案内や商品説明,観光情報のご案内等を行っております。富山県には,立山黒部アルペンルートをはじめ,多くの外国人が訪れるスポットが増えています。東京オリンピック・パラリンピックの開催期間中はもちろんのこと,その後も多くの来日外国人の方に,富山の魅力をお伝えしてまいります。
ぜひ,「富山の上質なライフスタイル」を体感しに,日本橋とやま館へお越しください。スタッフ一同,心よりお待ち申しあげております。