グローカル外交ネット
みなとまち新潟での国際会議開催 朱鷺メッセとピアBandaiの活用
公益財団法人新潟観光コンベンション協会 MICE誘致推進部
1 新潟市について
新潟市は,幕末開港5都市の1つであり,古くから『みなとまち』として栄え,2019年1月1日には新潟開港150周年を迎えました。現在もみなとまちの面影を残しながら,日本海側の中核都市として発展し,2007年4月には政令指定都市として移行しました。信濃川・阿賀野川が流れる肥沃な大地,越後平野で育まれた日本一のブランド米「コシヒカリ」や数多くの野菜・果物,そして「日本酒」など,新潟は日本海の幸と肥沃な大地に育まれた,おいしい食材に恵まれています。
そのような環境の中,新潟市は日本海側有数の国際コンベンションシティーとして数多くの国際会議が開催されてきました。2008年G8労働大臣会合,2010年APEC食糧安全保障担当大臣会合,2016年のG7農業大臣会合,2019年G20農業大臣会合と,政府主催のハイレベル国際会議をはじめ,ICIS2013(国際計算機情報化学会),APMF2019(アジア太平洋力学量計測フォーラム)などの国際会議が,新潟市のシンボルでもある,朱鷺(トキ)メッセ新潟コンベンションセンターで開催されました。
朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターは,新潟駅から路線バスで約15分と,新潟市の中心部に位置しています。
2 ピアBandaiでのユニークベニュー活用
「かもめ舞う 湊の賑わい にいがた食市場」をテーマとする「ピアBandai」は,朱鷺メッセから徒歩で約5分にある地元の方も訪れる観光振興と物産振興の両面を併せ持った複合施設で,日本海で獲れたての鮮魚から産直野菜,旬の果物やおいしいお肉,そして越後平野で収穫されたお米などが全て揃う新潟の食市場です。

朱鷺メッセ新潟コンベンションセンターでのコンベンション終了後の懇親会の会場として,この「ピアBandai」を特別に貸し切り,新潟ならではのアトラクションと共にお食事をお楽しみ頂けます。新潟産食材を利用した海鮮BBQや,新潟自慢の日本酒の飲み比べ,市場ならではのマグロの解体ショーや,「コシヒカリ」を使ったおにぎりBarなど,さながら「お祭り」のような雰囲気で懇親会をお楽しみ頂けます。


3 新潟のMICE誘致環境
当協会では,市内で開催されるコンベンションを積極的に支援しております。特に全国トップレベルのコンベンション開催補助金は,新潟県と新潟市の制度を併用することで,最大1,200万円まで補助する事が可能です。その他にも,コングレスバッグの無償提供,市内での歓迎看板・歓迎ポスターの設置,観光親善大使の派遣など,開催準備から終了までの支援・サポート体制は非常にご好評をいただいております。
参加者の皆様が「新潟に来てよかった」と感じていただけるよう,これからも新潟の魅力を発信してまいります。新潟市でのコンベンション開催を,心よりお待ちしております。