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世界とつながる!何かがはじまる!「Gメッセ群馬」始動
群馬県 産業経済部戦略セールス局イベント産業振興課MICE推進係
1 北関東最大級のコンベンション施設開業

今年2020年には,群馬県高崎市に「Gメッセ群馬」がオープンします。
1万平方メートルの展示ホール,1,330平方メートル のメインホールを始め,大・中・小会議室を計9室,2万平方メートル以上の屋外展示場,約2,000台の駐車場を備えた北関東最大級のコンベンション施設です。国際会議,大規模学会,展示会,1万人規模のコンサートなど,これまで群馬県内で開催が難しかった大規模な催事を開催することで,群馬県の魅力を発信していきます。
(1)アクセス
新幹線が停車する高崎駅から徒歩15分の場所に位置し,東京駅から約60分でアクセスが可能です。
羽田空港と成田空港からは,施設近くまで高速バスが運行しており,海外の参加者も迷わずご来場いただけます。また,高崎駅からタクシーやバスで来場される方には,駅改札から館入口まで雨に濡れない動線が確保されています。
(2)仕様
館内のサインは,日本語・英語・中国語・ポルトガル語と4か国語で表記しています。さらにLGBTQトイレも設置し,国際的にみても多様性に対応した施設となっています。
大規模災害時には,地域住民や帰宅困難者最大7,000人を受け入れることができ,3日間稼働できる非常用発電設備のほか,マンホールトイレも40基ほど保有しており,防災拠点としての役割も担っています。
(3)他施設との連携
高崎駅の徒歩圏内には,世界レベルのスポーツ大会が開催される「高崎アリーナ」や約2,000席のホールを備える「高崎芸術劇場」等の集客施設もあり,スポーツ分野や音楽分野での交流も盛んになっています。機能の異なるこれらの施設との連携により,国際会議主催者の多様なニーズにお応えします。

(4)周辺の宿泊施設
高崎駅・前橋駅周辺に合わせて約3,500室の宿泊施設(ホテル)があります。
高崎駅周辺では,大型集客施設の開業が続いたことや将来的な国際会議の誘致等を見据えて,Gメッセ群馬と高崎駅の中間地点に高級ホテルの誘致が計画されています。また,群馬県は関東一の温泉王国でもあることから,県内の温泉地にも足を伸ばしてもらえるような取り組みも進めています。
2 群馬県コンベンションビューローの設立
群馬県コンベンションビューローは,県内35市町村のほか,県・市町村観光協会,県内経済団体および県内主要コンベンション専門事業者で構成され,2016年に設立されました。群馬県でのコンベンションの開催が満足いただけるよう,様々なサポートを行っています。
3 「群馬・ヴィーガン・プロジェクト」
JETRO群馬では,海外のヴィーガンシェフ(米国・ドイツ・オーストラリア)を群馬県に招き,県産食材を使ったヴィーガンメニューを県内シェフと共同で開発しました。新たに開発されたヴィーガンメニューは,県内レストランや旅館・ホテル業者等に利用してもらえるよう無料で提供を行っています。
2019年9月には,県内酒蔵の日本酒がヴィーガン認証を受けました(日本酒では全国2番目)。Gメッセ群馬で開催される国際会議のレセプションにおいて,参加者にも安心して飲んでもらえることが期待されます。
「ヴィーガンフレンドリーな群馬県」をキャッチフレーズに,コンベンション施設の整備に加えて,「食の多様性」でも国際会議を受け入れる準備が進んでいます。
4 今後の取り組み

令和2年度は,医学系国際学会や4,000人規模の大会等の開催を予定しています。また,国際的なスポーツ大会の国際放送センター等,海外から多くの来県が見込める案件の誘致活動も行っています。
人・モノ・情報の交流を促し,新たな活力を生み出すため,これから50年の群馬県を牽引する社会インフラとして,Gメッセ群馬を全力で活用していきます。
5 Gメッセ群馬 リンク先
公式ホームページ: https://www.g-messe-gunma.jp/
YouTube: https://www.youtube.com/channel/UChn84U69U7wxmcaw0lnHfDg
山本知事自らが出演したプロモーションムービー「GPS」もご覧ください。