国際保健
「世界エイズ・結核・マラリア対策基金」について
【第5章】グローバルファンドの機構
平成28年1月15日
理事会 最高意思決定機関
我が国を含むドナー国及び企業や財団などの民間セクターからなるドナーブロック(10議席、投票権あり)、受益国、NGO、感染症に苦しむコミュニティー代表からなる受益ブロック(10議席、投票権あり)、及び世界保健機関(WHO)、国連合同エイズ計画(UNAIDS)
、世界銀行
などの開発パートナー(技術協力や能力開発支援を行う国連機関や二国間援助機関)からの代表(4議席、投票権なし)により構成されています。
事務局
本拠地はジュネーブ。職員約600名。事務局長は、長年HIV/エイズ対策に取り組んできたマーク・ダイブル氏が務めています(2013年1月就任)。
その他の機関
理事会の下には、3つの委員会(監査・倫理委員会、財政・事業成果委員会、戦略・投資・効果委員会)が設置されています。また、事務局の中には、技術審査パネル(専門家集団による申請案件の審査機関)、技術評価レファレンス・グループ(15名の専門家からなる独立評価機関)などが設置されています。