平成19年1月
平成19年1月15~16日、兵庫県神戸市において、国際津波・地震フォーラムを開催した(国際復興支援プラットフォーム、国連国際防災戦略事務局(UN/ISDR)
、アジア防災センター
、日本政府(内閣府・外務省)、兵庫県ほか共催)。
本フォーラムは、国連防災世界会議(2005年1月)及びその直前に起きたインド洋津波災害から2周年の節目に、津波・地震からの復興をテーマとして開催したもの。インド洋津波災害やパキスタン等大地震の被災国から、復興過程における経験と課題、今後の展望について報告を受け、より良い復興のためのノウハウ共有を進めた。
また、防災活動の指針として世界会議で採択された「兵庫行動枠組」(PDF)の下での防災活動の進展について、国内外の防災のキーパースンによる意見交換を行った。
岩屋外務副大臣は、開会式でのスピーチにおいて、持続可能な開発と人間の安全保障の達成のために、災害に強い国と社会づくりが一層重要性を増していること、また日本が知見と技術を活用して、国連等と協力したグローバルなレベル、アジア域内の連携強化、そしてODAを活用した各国の支援(「防災協力イニシアティブ」)に取り組んでいることを紹介し、防災を国家開発の優先事項とするよう呼びかけた。また、アジア防災センター等を通じた今後の具体的な対アジア防災協力提案について紹介した。
本フォーラムにおける2日間の議論をふまえ、神戸コミュニケ(和文・英文)が採択された。
プログラムは下記のとおり。
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