
「高校生平和大使」への外務大臣感謝状授与式の開催
平成24年10月10日

感謝状授与

記念撮影
- 10月10日(水曜日)に外務省において,長年にわたり核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴えている「高校生平和大使」への外務大臣感謝状の授与が行われました。
- 本件授与式では,「高校生平和大使」を代表して,山口真莉絵さん(長崎県・活水高校3年生)が,「高校生平和大使」の活動を報告し,自分たちの活動が国際社会で認められていることを嬉しく思う,「微力だけど無力じゃない」のスローガンのもと,少しでも力になれればと述べました。
- 榛葉外務副大臣からは,「高校生平和大使」のこれまでの取組に感謝と敬意と表明し,長年にわたる活動は高い問題意識と努力の成果であり,素晴らしい平和外交である旨述べました。
- また,授与式終了後には,高校生平和大使やそのOB・OG達と外務省職員が核兵器廃絶に向けた取組や政府と市民の方々との連携について,活発な意見交換を行いました。
【参考】高校生平和大使
- 1998年5月,核拡散防止条約(NPT)に加盟していないインド及びパキスタンによる核実験を契機とし,「ながさき平和大集会(現:高校生平和大使派遣委員会)」に参加する平和団体が長崎の声を伝えるために「高校生平和大使」を国連に派遣した。
- 1998年以降,毎年,高校生平和大使は国連(当初はニューヨーク)を訪問し,核兵器廃絶と平和な世界の実現を訴えている。2001年からは毎年,核廃絶を求めて高校生が集めた署名を国連欧州本部(於:ジュネーブ)に届ける取組み(高校生1万人署名活動)を続けており,現在まで,約84万人の署名を届け,国際社会から高い評価を得ている。