
日・GCC自由貿易協定
(これまでの流れ)
平成21年4月
- 2006年4月6日、小泉総理大臣(当時)とスルタン・サウジアラビア皇太子との会談後に発表した共同声明において、湾岸協力理事会(GCC)加盟諸国全体との間で物品とサービス貿易の分野を対象とした交渉を開始することを歓迎する旨言及。我が国は、GCCとのFTA交渉入りを正式に発表。
- 2006年5月20日、21日の両日、サウジアラビアのリヤドにおいて、正式交渉の開始に向けた準備会合を開催。本交渉の基礎となる事項について認識の一致を図り、交渉の枠組み(TOR)を採択した。
- 2006年9月21日、22日の両日、東京において、第1回正式交渉(首席交渉官級)を開催。物品、サービス、関税手続等各分野についての交渉や、物品及びサービスの両分野における日・GCC双方のリクエスト・オファーの内容に関する協議が行われた。
- 2006年12月18日、19日の両日、リヤドにおいて、非公式の第1回中間会合(共同議長級)を開催。改訂オファーの交換に向けて、物品及びサービス分野において双方の関心事項等について協議が行われた。
- 2007年1月21日、22日の両日、リヤドにおいて、第2回正式交渉(首席交渉官級)を開催。早期の協定締結を目指し、交渉の各分野に関する幅広い意見交換及び協議が進められた。
- 2007年12月9日から11日までの間、リヤドにおいて、非公式の第2回中間会合(共同議長級)を開催。物品、サービス、原産地規則、前文・総則について議論が行われた。WTO整合的な自由化の達成と早期合意に向けて日・GCC双方が認識を新たにした。
- 2008年7月14日から16日までの間、東京において、非公式の第3回中間会合(共同議長級)を開催。物品、サービス、原産地規則、税関手続、前文・総則、紛争解決等各分野について協議が行われた。
- 2009年3月29日から31日までの間、リヤドにおいて、非公式の第4回中間会合(共同議長級)を開催。物品、サービス、投資設立、原産地規則、税関手続、前文・総則、紛争解決各分野について協議が行われた。