日・GCC自由貿易協定交渉第2回会合（概要）
平成19年1月
- 日・GCC自由貿易協定（FTA）交渉第2回会合は、2007年1月21日、22日の両日、サウジアラビアのリヤドにおいて開催された。
- 今回の会合には、我が国から河野雅治外務審議官、杉山晋輔外務省中東アフリカ局参事官を始め、関係各省から、共同議長を務める局審議官・交渉官が、GCC側からハマド・ビン・スライマーン・アル・バザイ首席交渉コーディネーターをはじめとする各国関係省庁の代表がそれぞれ出席した。
- 今回会合において、早期の協定締結を目指し、物品貿易、サービス貿易、原産地規則、税関手続等、交渉の各分野に関する幅広い意見交換および協議を行い、それぞれの分野において進展をみた。
- 物品貿易における市場アクセスについて、昨年9月の第1回交渉時に双方が提示したリクエスト・オファー（R／O）リストに関する意見交換を行うとともに、双方の関心を踏まえつつ、今回会合では事前に交換したオファーリストを基に協議を行った。
- サービス貿易について、物品貿易同様、第1回交渉時に交換したR／Oリストに関する意見交換を行い、双方の関心事項について事前に交換したオファーリストを基に相互認識を深めた。
- 原産地規則について、日・GCC間の貿易促進に向け、どのような原産地規則を適用すべきかについて協議を行った。