6月15日、外務省が国際交流基金の協力を得て実施している日本語研修プログラムからまた新しい卒業生が生まれました。
26人の外交官、12人の公務員で、アジアや欧州、中南米やアフリカから日本語を学ぶためやってきた人たちです。
外務省では長年、仕事で日本とやがて付き合うことになりそうな外交官、公務員の人たちをいろいろな国から日本へ送ってもらい、日本語を勉強してもらっています。
今年は外交官の場合、第25期生、公務員は第9期生でした。この日、外務省の講堂で執り行った修了証書授与式では、谷内正太郎外務事務次官が挨拶の言葉を述べました。
終了証書を岡田真樹広報文化交流部長から一人ずつ受け取ったあと、外交官、公務員のチームをそれぞれ代表し、2人の修了生が「答辞」を読みました。
以下にその全文を掲げます。平仮名を何箇所か漢字に変えたほかは、すべて本人の書いたまま、原文のままです。
9カ月間の達成が目覚しいことをご覧下さい。留学ならではの、いじらしい体験や感想が素直に述べられているところも、ご味読いただければ幸いです。