○日時:12月4日(金曜日)午後1時~午後2時30分
○概要:オスロ条約未署名国・未締結国がアジア大洋州地域に多く存在する中、同地域における普遍化の努力及び普遍化を妨げている可能性のある要因についての認識を共有し、今後のオスロ条約普遍化の推進に向け、オタワ条約の経験・教訓を踏まえつつ、今後の効果的な取組について活発な討議を行った。
○プログラム
(1)目加田 説子 中央大学教授(日本):オタワ条約普遍化の教訓
(2)キッティクーン 外務大臣補佐官(ラオス):オスロ条約の第1回締約国会議に向けて
(3)マクマラン 国際開発援助担当政務次官(オーストラリア):オタワ条約普遍化に向けた域内協力の重要性
(4)ヒギー 在ジュネーブ代表部大使(ニュージーランド):域内の様々なフォーラムの場を活用しつつ、各国国内事情に配慮した働きかけの有効性
(5)ピエラントッツィ 国務大臣(パラオ):最近オタワ条約を締結した経験から、いくつかの障害を克服して加入に至った経緯と、現在の大洋州地域での普遍化取組
(6)ルバング氏(クラスター弾連合(国際NGO))NGOのアジア大洋州地域における経験から、二国間の信頼醸成に基づく働きかけの有効性
(7)佐藤 知咲 外務省通常兵器室事務官(日本):両条約の普遍化取組、及び異なるアクターが協力して普遍化を継続していくことの重要性