重点国・地域との対話及び協力の維持・強化

他国・地域での審査における旅券残存有効期間に係る制限について

令和6年3月8日

 ABTCの新規交付を申請されると、外務省において所定の審査を行った上で、ABTC制度参加国・地域に対し、申請者がABTCを利用して渡航できるよう審査を依頼しています。

 審査は各国・地域の法令に則り行われ、不承認の回答を行った参加国・地域は、依頼元の国・地域に対して理由を開示する義務を負わない旨ABTC制度参加国・地域 が合意している「APEC・ビジネス・トラベル・カード運用の枠組み」に規定されていますが、旅券残存有効期間が短いことが理由と推定される審査不承認の回答が散見されます。旅券残存有効期間に十分な余裕があることをご確認の上、ABTCの新規交付を申請いただくことをお勧めいたします。

 なお、本制限は、ABTCの他国・地域での審査における制限であり、出入国審査時の制限ではございません。出入国審査時には、ABTCの所持・不所持にかかわらず、各国・地域の出入国管理法令に従い、渡航者が所持する旅券の有効期間に係る基準が適用されることとなりますので、ご注意ください。

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