国連外交
岸田総理大臣とグテーレス国連事務総長との会談
令和6年9月22日


9月22日、午後6時30分から約20分間、国連総会出席のためニューヨークを訪問中の岸田文雄内閣総理大臣は、アントニオ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 岸田総理大臣から、概要以下のとおり述べました。
(1)グテーレス事務総長とは、特に核軍縮・不拡散について連携を行ってきた。「核兵器のない世界」に向けた歩みを止めるわけにはいかず、明日、FMCT フレンズを立ち上げる。
(2)本日、未来サミットにおいて、人間の尊厳及び人間の安全保障の理念に基づき、平和で自由で豊かな世界の未来の実現を訴え、国際社会が責任を共有し、多国間主義にコミットすべきことを述べた。
(3)安保理改革について、大多数の国が常任・非常任双方議席の拡大を支持しており、具体的成果につなげることが重要である。
(4)邦人職員の増強に引き続き配慮をお願いしたい。 - これに対し、グテーレス事務総長から、岸田総理及び日本による国連との協力に対する謝意が述べられたうえで、未来サミットの成果について説明があり、両者は、国連を中核とした多国間主義の重要性につき一致しました。