国連外交
安倍総理大臣の第74回国連総会出席の際の安倍昭恵総理夫人の活動
令和元年9月26日
令和元年9月23日(月曜日)から26日(木曜日)まで,安倍総理夫人は国連総会に出席するためニューヨークを訪問した安倍総理に同行し,滞在中のニューヨークにおいて,様々な交流活動を行いました。
1 9月24日
(1)海洋環境に関するトーク・セッションへの出席
安倍昭恵総理夫人は,海洋政策研究所及びSailors for the Sea日本支部等が主催した海洋環境に関するトーク・セッションに出席しました。同会には,ジェニファー・モリソン・オーストラリア連邦首相夫人,アデル・マルパス世界銀行総裁夫人,有識者及びユース等約70人が出席の下,海洋環境保護や水産資源の持続可能な利用のため,一人一人が貢献できる方途について活発な意見交換が行われました。安倍総理夫人は同会の後,首脳配偶者らとの昼食会に出席し,懇談を行いました。
(2)イベント「UHCにおける失われた10億人:発達遅延・障害を抱える子供たち」への出席
安倍昭恵総理夫人は,国連児童基金(UNICEF),世界保健機関(WHO),オーティズム・スピークス(Autism Speaks),H&M Foundation,Special Olympicsによる共催イベント「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)における失われた10億人:発達遅延・障害を抱える子供たち」に出席しました。冒頭のスピーチにおいて安倍総理夫人は,個性や違いを敬意を持って受け入れ、真に誰も取り残されない社会を目指して更なる努力を続けることが必要である旨述べました。2 9月25日
(1)ヘレンケラー・ナショナル・センター訪問
安倍昭恵総理夫人は,ニューヨーク州ポートワシントン所在のヘレンケラー・ナショナル・センターを訪問しました。ヘレンケラー・ナショナル・センターは,1967年に設立され,視覚障害と聴覚障害を併せ持つ16歳以上の障害者を対象に社会的な自立を促す総合的な訓練を行う全米唯一の国立団体として活動しています。
安倍総理夫人は,同センターのキム・ジマー社長兼CEOやルゼンスキィ所長等と懇談し,個人の特性に応じた生活技術,コンピューターを利用した点字機器の実習,図画工作等のプログラムなどについて説明を受け,指導員や訓練生と懇談しました。
(2)日本人コミュニティとの意見交換
安倍昭恵総理夫人は,滞在中のニューヨーク州ポートワシントンにおいて,長年に亘り米国に在留している日本人と意見交換を行いました。参加者からは,日本と米国における生活の違いや米国の生活で苦労した経験等について積極的な発言がありました。(3)ノースショア・アニマル・リーグ訪問
安倍昭恵総理夫人は,ポートワシントンにあるノースショア・アニマル・リーグを訪問しました。ノースショア・アニマル・リーグは,1944年に設立され,世界最大規模の動物保護団体として,米国全域で100万匹以上の犬・猫を殺処分から救い,保護,その後の治療等のケア,里親探し等を実施しています。また,イェール大学と協力し,学校,図書館,病院等に保護犬を連れて行き,動物との触れ合いを通じて子供の社会性を育む教育にも取り組んでいます。
安倍総理夫人は,同センターのスティーブンソン代表らから,保護犬や保護猫の里親探しの活動や施設の概要について説明を受けた後,メディカル・センターや犬猫シェルターを視察しました。