国連外交
安倍総理大臣とグテーレス国連事務総長との会談
令和元年9月24日

(写真提供:内閣広報室)

(写真提供:内閣広報室)
- 9月24日午後6時頃(日本時間25日7時頃)から約25分間,国連総会出席のためニューヨーク訪問中の安倍晋三内閣総理大臣は,アントニオ・マヌエル・デ・オリヴェイラ・グテーレス国連事務総長(H.E. Mr. António Manuel de Oliveira Guterres, Secretary-General of the United Nations)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。なお,本会談には,茂木敏充外務大臣,小泉進次郎環境大臣及び西村明宏内閣官房副長官が同席しました。
- 冒頭,安倍総理大臣から,8月のG7サミット及びTICAD7に続く再会を喜びつつ,「SDGサミットでの合意を踏まえ,日本としても国内外での実施に向け,全力で取り組んでいく。国連気候アクション・サミットの成功に祝意。我が国として,パリ協定の下で然るべき役割や責任を果たしていく。」と述べました。また両者は,明年,国連創立75周年を迎えることを踏まえ,安保理を含む国連改革が重要であることを確認しました。
- 両者は,北朝鮮について意見交換し,安保理決議の完全な履行の重要性を確認しました。安倍総理大臣から,拉致問題の早期解決に向け改めて理解と協力を求め, グテーレス国連事務総長の支持を得ました。
- 中東情勢についても意見交換を行い,安倍総理大臣から,緊張緩和に向け外交努力を継続していく考えを伝えました。