パキスタン・イスラム共和国
日・パキスタン外相会談
令和8年9月21日
現地時間9月21日午後3時5分(日本時間9月22日午前4時5分)から約30分間、国連総会出席のため米国・ニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は、イスハーク・ダール・パキスタン副首相兼外務大臣と外相会談を行いました。
- 冒頭、茂木大臣から、来年の日・パキスタン外交関係樹立75周年に向けて、二国間関係を更に強化していきたい旨述べました。また、イラン情勢の沈静化に向けた、ダール副首相をはじめとするパキスタン政府の仲介努力に改めて敬意を表し、国際情勢が一層厳しさと複雑さを増す中、ダール副首相と緊密に連携していきたい旨述べました。
- これに対し、ダール副首相からは、米・イラン間の和解が不可欠であり、パキスタンはこれに望みを捨てていない、ホルムズ海峡の自由な航行が必要であるとの原則を明確にしている旨の発言がありました。
- 茂木大臣から、イラン情勢について、軍事的緊張の継続を深刻に懸念しており、一刻も早く事態の沈静化が図られ、米・イラン間の協議が再開することが重要である旨述べました。また、ホルムズ海峡について、従来どおりいかなる追加的費用もない、自由で安全な航行の確保が極めて重要であることを強調しました。両者は、地域全体の安定に向け、引き続きできる限りの外交努力を行い、緊密に連携していくことを確認しました。
- さらに、茂木大臣から、パキスタンは、中東と中央アジアのゲートウェーであり、地政学的にも重要な位置にあることから、その安定と繁栄は、インド太平洋の平和及び安定にとっても重要であり、この観点から、日本はパキスタンのテロとの闘いを支持する旨述べました。
- 加えて、茂木大臣から、日本は、パキスタンの独立以来、保健・衛生や教育など幅広い分野で発展を後押ししてきたことに触れ、鉱物資源の分野でも今後は協力を拡大していきたい旨述べました。
- これに対し、ダール副首相からは、日本政府及び国民のこれまでの協力に謝意の表明があり、今後も日本とパキスタンの協力関係を一層強化していきたい旨の発言がありました。
