国連外交
安保理改革に関するG4外相会合
令和3年9月22日


9月22日午後1時30分(日本時間9月23日午前2時30分)から30分間、国連総会の機会にニューヨークを訪問中の茂木敏充外務大臣は、安保理改革に関するG4(日本、ブラジル、ドイツ、インド)外相会合を主催したところ、概要は以下のとおりです。
- 安保理が今日の国際社会の現実を反映し、ますます増大する国際社会の諸課題に有効に対処するためには、安保理の正統性・実効性・代表性の改善が急務であるとの問題意識の下、茂木外務大臣は、ブラジル、ドイツ、インドの外相とともに、安保理改革をめぐる現状の認識を共有し、具体的進展を図るための共通の取組について意見交換を行い、G4の結束と決意を再確認しました。
- また、G4外相は、政府間交渉の進展を得るため、国連総会議長を支持することで一致しました。また、アフリカ共通ポジションへの支持を表明し、アフリカを始めとする関係国とも連携しつつ、文言ベース交渉の早期開始など改革プロセスの前進のため協力することで一致しました。
- 出席者
- 日本:茂木外務大臣(議長)
- ブラジル:フランサ外務大臣(H.E. Mr. Carlos Alberto Franco FRANÇA, Minister of Foreign Affairs of the Federative Republic of Brazil)
- ドイツ:マース外務大臣(H.E. Mr. Heiko MAAS, Federal Minister for Foreign Affairs, Federal Republic of Germany)
- インド:ジャイシャンカル外務大臣(H.E. Dr. Subrahmanyam JAISHANKAR, Minister of External Affairs of India)