国連外交
外務省主催 中東セミナー「中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組」
平成27年7月23日


1 7月22日(水曜日),外務省主催の中東セミナー「中東の安定と繁栄に向けたテロ対策を含む国際社会の取組」がザ・プリンス パークタワー東京において,国連及び政府関係者,在京の外交団,報道関係者,有識者,NGO,学生等約150名の参加を得て,2時間半あまりにわたり行われました。
2 セミナー冒頭では,中山泰秀外務副大臣が挨拶を行い,今もなお不安定な中東情勢に対する懸念を表明しつつ,同地域の安定と繁栄に向け国際社会が積極的に協力して取り組んで行かなければならない旨述べました。併せて,本年創設70周年を迎える国連が中東地域の安定に向けより効果的に対処できるようにするためにも,安保理改革の必要性を訴えました。
2 セミナー冒頭では,中山泰秀外務副大臣が挨拶を行い,今もなお不安定な中東情勢に対する懸念を表明しつつ,同地域の安定と繁栄に向け国際社会が積極的に協力して取り組んで行かなければならない旨述べました。併せて,本年創設70周年を迎える国連が中東地域の安定に向けより効果的に対処できるようにするためにも,安保理改革の必要性を訴えました。
- 中山外務副大臣挨拶(PDF)
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3 セミナーには,中東3ヵ国の代表(チュニジア及びイエメンの国連常駐代表並びにサウジアラビアの次席常駐代表)及び宮家邦彦キャノングローバル戦略研究所研究主幹がパネリストとして出席し,池田明史東洋英和女学院大学学長がモデレーターを努めました。セッションでは,各パネリストより,各国が直面する問題や,地域の安定と繁栄に向けた取組について意見が述べられました。また,来場者からも多くの質問・意見を得て,日本を含む世界が中東の安定のためにどのような役割を果たすべきかについて,双方向かつ建設的な議論が行われました。