国連外交
林外務大臣と太平洋島嶼国の国連常駐代表等との昼食会
令和5年2月23日


現地時間2月23日、午後1時20分(日本時間24日午前3時20分)から約1時間、ウクライナに関する国連総会緊急特別会合及び安保理閣僚級討論に出席するため米国・ニューヨークを訪問中の林芳正外務大臣は、太平洋島嶼国の国連常駐代表等との昼食会を行ったところ、概要は以下のとおりです。
- 冒頭、林大臣から、太平洋諸島フォーラム(PIF)が昨年発表した「ブルーパシフィック大陸のための2050年戦略」を歓迎し、日本は、これからも太平洋島嶼国自身のアジェンダを尊重し、地域の持続可能な発展を支援していく旨述べました。これに対し、各国の国連常駐代表等からは、太平洋・島サミット(PALM)のプロセス等を通じた日本の対太平洋島嶼国支援に対する謝意が表明されました。
- 林大臣は、ウクライナ情勢をはじめとして、国連における日本と太平洋島嶼国の緊密な協力を更に強化していきたい旨述べ、各国の国連常駐代表等からもこれに対する賛同が表明されました。
- 林大臣から、ALPS処理水の海洋放出に関する我が国の立場を改めて説明し、各国からは理解が深まったとして、引き続き意思疎通を継続していくことで一致しました。
- そのほか、気候変動による海面上昇に関する問題等についても議論を行いました。