G7
G7外相会合(セッション7:戦略的協力と対立)
令和7年3月14日
現地時間3月14日午前9時10分(日本時間同日午後1 0 時10分 )から約45 分間 、G7外相会合に参加するためカナダ・シャルルボワを訪問中の岩屋毅外務大臣は、戦略的協力と対立に関するセッションに参加したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相及びEU上級代表が参加)。
- 本セッションでは、国際社会における戦略的な協力と対立という観点から 、 G7各国で意見交換を行いました。
- G7各国は、 北朝鮮兵士の戦闘参加をはじめとして、 露朝軍事協力の進展について深刻な懸念を共有するとともに、北朝鮮 、 中国やイランがロシアの継戦能力 を支えていることに対する懸念を表明しました。また、海底ケーブルの切断事案への対処の必要性が指摘されました。
- 岩屋大臣からは、経済安全保障上の課題や、海底ケーブルの切断事案、偽情報の拡散を含む情報操作を含め、あらゆる分野に対立が持ち込まれる中、それぞれの分野においてG 7で連携して対応していくこと が益々重要であると述べ ました。また、 欧州諸国がインド太平洋の安全保障に関する問題に引き続き関与することの重要性を指摘しました。
- G7各国は、こうした戦略的対立においても、G7が結束して対応することが重要である旨確認し、様々な分野で引き続き連携していくことを確認しました。