G7
G7外相会合(セッション6:海洋安全保障及び繁栄)
令和7年3月13日
現地時間3月13日午後4時55分(日本時間14日午前5時55分)から約25分間、G7外相会合に参加するためカナダ・シャルルボワを訪問中の岩屋毅外務大臣は、海洋安全保障及び繁栄に関するセッションに参加したところ、概要は以下のとおりです(G7各国外相及びEU上級代表が参加)。
- 本セッションでは、海洋の安全保障及び繁栄に関し、G7各国で意見交換を行いました。
- G7各国は、国際社会の安定及び経済強靭性の強化のために、海洋安全保障を維持・強化していくことの重要性を確認し ました。G7各国は、海洋安全保障に焦点を当てるとのカナダによる今般のイニシアティブを歓迎しました。
- 岩屋大臣からは、法の支配に基づく自由で開かれた海洋秩序を維持・強化することにより、インド太平洋地域において、いずれの国にも分け隔てなく安定と繁栄をもたらすという、我が国が提唱する「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」のビジョンを紹介ました。
- その上で、岩屋大臣から、海洋安全保障と繁栄においては、国連海洋法条約(UNCLOS)を含む関連する国際法の遵守や海上法執行能力の強化が重要である旨指摘し、G7及びその他の同志国とも連携しながら海洋安全保障に取り組みたい旨述べました。