ASEAN地域フォーラム(ARF)

第4回ARF災害救援実動演習(DiREx2015)(結果)

平成27年6月8日

1.5月25日から28日,マレーシアのアロースターにおいて,マレーシア及び中国の共催により、第4回ASEAN地域フォーラム災害救援実動演習(ARF-DiREx2015)が実施されました。

2.この演習は,我が国を始め、ARFメンバー(全27か国・地域)から21か国・地域,さらにASEAN事務局,ASEAN防災人道支援調整センター(AHAセンター),国連人道問題調整事務所(UNOCHA),国連世界食糧計画(WFP),赤十字国際委員会(ICRC),国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)等の国際機関から1600名以上が参加し,民軍連携をコンセプトに,災害対処能力の維持向上を図るとともに,参加者間の相互理解及び協力関係の促進を目的として実施されました。

3.本演習では,マレーシア北部で巨大台風による甚大な被害が発生したと想定し,実動演習(FTX),机上演習(TTX)及び事後評価レビュー(AAR)が実施されました。我が国からは,外務省,防衛省・自衛隊及び国際協力機構(JICA)から約20名が参加しました。

4.FTXでは,自衛隊及びJICAが連携して緊急医療訓練に参加しました。国際災害救援における医療活動,民軍間の連絡・調整等について訓練し,理解を深めました。また,現地NGO(マーシー・マレーシア)及びマレーシア軍等と連携して信頼構築を図るとともに,国際災害救援における多国間調整・協力についても理解を深めました。

5.TTXでは,外務省及び防衛省・自衛隊が参加して,初動から撤収に至る国際災害救援活動における課題に対し,これまでの我が国の国際緊急援助隊の活動等を踏まえ,各国・機関からの参加者と,効果的な国際災害救援活動について議論しました。

6.本演習への参加によって,外務省,防衛省・自衛隊及びJICAを始めとした関係機関の相互理解や多国間調整・協力に関する理解を深め,実際の活動での連携について能力向上を図るとともに,民軍連携の在り方を含め,我が国の国際災害救援活動に関する考え方を効果的に発信することができました。今後,本演習の成果を基に,我が国としてさらに効果的な国際災害救援活動を展開していくことが期待されます。


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