アジア
海洋安全保障・災害救援能力構築支援セミナーの開催における中山外務副大臣の開会挨拶
平成26年9月24日

- 中山外務副大臣は,本24日に開会した海洋安全保障・災害救援能力構築支援セミナー(外務省主催)において,開会の挨拶を行いました。
- 中山外務副大臣は,参加者の訪日を歓迎するとともに,日本は「積極的平和主義」の立場から,地域及び国際社会の平和と安定及び繁栄の確保に,これまで以上に積極的に寄与していくことを表明しました。
また,今年5月のシャングリラ・ダイアローグにおける安倍総理の基調講演を引用しつつ,(1)日本はASEAN諸国の海洋安全保障に係る能力構築をシームレスに支援していく方針であること,(2)海洋安全保障と災害救援の分野における日本の様々な支援メニュー(自衛隊による能力構築支援,防衛装備協力等)を組み合わせ,具体的な支援プロジェクトの形成につなげていきたいこと,さらに,(3)日本とASEAN諸国の間の協力関係,地域の平和と安定及び繁栄,またそれらを支える「法の支配」が一層強化されることを期待していること等を述べました。 - これに対し,ASEAN各国からの参加者からは,日本の「積極的平和主義」に基づく具体的な取組に対する支持,海洋安全保障と災害救援の分野における今後の支援プロジェクト形成に向けた期待等が表明されました。
- このセミナーは26日まで行われ,日本の国家安全保障局,経済産業省,防衛省,外務省との意見交換や参加者による防衛装備品の視察等が行われます。
- 中山外務副大臣の開会挨拶(平成26年9月24日)(日本語(PDF)
/英語(PDF)
)
- 海洋安全保障・災害救援能力構築支援セミナーの開催(報道発表)(平成26年9月10日)