アメリカ合衆国

令和元年12月3日
アラスカ先住民グループによる中山外務大臣政務官表敬1
アラスカ先住民グループによる中山外務大臣政務官表敬2
アラスカ先住民グループによる中山外務大臣政務官表敬3

12月2日,正午から約15分間,中山展宏外務大臣政務官は,外務省の対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」にて訪日中のアラスカ先住民グループ10名の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,中山外務大臣政務官から,歓迎の意を表すとともに,日本が北極の先住民の生活や生態系に十分配慮しつつ,持続可能な発展の達成に向けて国際協力を進めていることを紹介しました。また,今回の訪日プログラムを通じて,日本の北極への取組や,日本への理解が深まり,日本とアラスカ,そして日本と米国との更なる交流が促進されることを期待する旨述べました。
  2. これに対し,一行からは,昨今の気候変動がアラスカの環境や人々の生活に及ぼしてきた影響について説明があり,先住民の生活に配慮しつつ北極への取組を続ける日本の姿勢を好意的に受け止める旨の言及があったほか,今般の日本滞在を通じて日本の様々な文化や伝統に触れることを楽しみにしている旨の発言がありました。
(参考) 対日理解促進交流プログラム「カケハシ・プロジェクト」事業
  1. 日本と北米の間で対外発信力を有し,将来を担う人材を招へい・派遣し,政治,経済,社会,文化,歴史及び外交政策等に関する対日理解の促進を図るとともに,親日派・知日派を発掘し,また,日本の外交姿勢や魅力等について被招へい者・被派遣者自ら積極的に発信してもらうことで対外発信を強化し,我が国の外交基盤を拡充するもの。
  2. 今回訪日した10名は,アラスカ州の先住民の一つであるアサバスカ族に属する。本プログラムでは,東京で北極関係機関等を訪問するほか,北海道で現地の中・高校,大学等を訪問し,学生等と交流する予定。

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