北極・南極

令和4年6月29日
  1. 竹若敬三北極担当大使は、4月7日-8日にアンカレジで開催された北極シンポジウム(Arctic Encounter Anchorage 2022)(注)に出席しました。
    (注:Arctic Encounterという民間団体が2014年に開始したシンポジウムで、今回が6回目。米国議会、政府、ビジネス、先住民団体関係者を中心に673名が対面で参加。)
  2. 同シンポジウムにおいて、竹若大使は、違法・無法国・無規制(IUU)漁業対策や海洋プラスチックごみ対策等、持続可能な漁業や海洋環境の保全のための日本の取組について紹介しました。また、日本の北極協力についての基本的な考え方(科学研究を活かした国際貢献、北極の生態系や先住民の生活の尊重、経済活動の持続可能性の追求)について説明しました。
  3. 竹若大使は、各国政府、研究機関、先住民団体の関係者と意見交換した他、アラスカ州選出のマコウスキー上院議員及びマンキン上院議員によって開かれた記者会見に参加し、日・アラスカ間の北極科学分野における協力について紹介しました。
  • (写真1)漁業セッションの様子
    (漁業セッション)左から、モデレーター、アラスカ州漁業狩猟局コミッショナー、竹若大使、米NOAA国際漁業副次官補、駐米アイスランド大使、米沿岸警備隊第17区司令官、アラスカ大学フェアバンクス漁業海洋科学部教授
  • (写真2)外交セッションの様子
    (外交セッション)左から、モデレーター、ボルトン米大統領府北極運営委員会部長、竹若大使、ドロー・イヌイット極域評議会国際議長、ラーセン北極地域議会人会合議長、デハート米国務省北極調整官
  • (写真3)記者会見の際の集合写真
    (記者会見)中央がマコウスキー上院議員、マンキン上院議員
    左側:グリーンランド代表、駐米アイスランド大使、駐米ノルウェー大使
    右側:デハート米国務省北極調整官、竹若大使、フィンランド北極担当大使
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