インドネシア共和国
インドネシア・イスラム学校教師一行による生稲外務大臣政務官表敬
令和6年12月4日
12月3日午後、外務省の招へい事業(「戦略的実務者招へいプログラム」)により訪日中のインドネシア各地のイスラム学校の教師6名が、生稲晃子外務大臣政務官を表敬しました。本事業は、異文化・宗教間交流及び教育交流を通じ、二国間の相互理解を増進することを目的として行われるものです。
- 冒頭、生稲政務官から、イスラム学校の教師一行の訪日を心から歓迎するとともに、2004年(平成16年)から続く本プログラムは両国の関係者にとって多くのことを学ぶ有意義な機会であり、訪問先で活発な意見交換が行われ、日本とインドネシアの相互理解が促進されることを期待する旨述べました。そして、今回の視察や交流を通じた経験を、母国の子供たちのための教育や、さらには地元コミュニティの未来の創造に役立てていただきたい旨述べました。
- これに対し一行から、今次招へいに対する謝意が伝えられるとともに、日本の教育、文化、宗教、技術等に高い関心があり、今回の視察や交流を通じて得た経験や知識を教育に活かし、約1週間にわたる日本での滞在が有意義なものになることを確信している旨の発言がありました。
- 一行の滞在中、幼稚園や公立学校及び大学等の教育機関の視察や宗教間対話及びホームステイ等のプログラムが予定されています。
(参考)イスラム学校(プサントレン、Pesantren)
タイ南部からマレー半島およびインドネシアにかけてみられるイスラム宗教教育を行う寄宿塾(全寮制、主に中高レベル)。