日本の国際テロ対策協力

平成29年9月21日

1 9月20日午後5時15分(現地時間)から約90分間,米国ニューヨークの国連本部において英仏伊主催による「テロリストのインターネット利用の防止」に関する会合が開催され,薗浦健太郎内閣総理大臣補佐官が我が国代表として出席しました。

2 この会合には,主催国からそれぞれ,エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領,テリーザ・メイ英国首相及びパオロ・ジェンティローニ・イタリア共和国首相が出席し,各国の代表者の他,フェイスブック,マイクロソフト,ツイッター,YouTubeといったソーシャルメディア企業の代表が参加しました。

3 薗浦補佐官から,ソーシャルメディアを悪用したプロパガンダやリクルート活動に対処するための能力向上に向けて日本政府として国際機関経由で支援していることを紹介すると共に,官民の幅広い連携が必要とされる課題であることを指摘しました。この会合では,テロリストによるインターネットの悪用に対し,テロ活動に関連するコンテンツに対する迅速な対応が必要とされること,ソーシャルメディア企業や市民社会の連携した取組が重要であること等が確認され,また,産業界からもインターネット上の過激主義に対し積極的に対応していく姿勢が示されました。


日本の国際テロ対策協力へ戻る