日本の国際テロ対策協力

平成28年5月20日
5月18日午後1時20分から約20分間,黄川田仁志外務大臣政務官は,来日中のジャン・ポール・ラボルデ(Jean-Paul Laborde)国連テロ対策委員会執行事務局(CTED)長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

1 黄川田政務官より,ラボルデ事務局長の訪日に歓迎の意を表するとともに,世界各地でテロ事件が発生している中,テロ対策およびテロの根源にある暴力的過激主義対策が,日本にとって最重要課題の一つである旨述べました。

2 これに対しラボルデ事務局長から,CTEDが推進しているテロ対策分野における国際的な連携の強化について説明がありました。

3 これに対し黄川田政務官から,テロ対策における国連安全保障理事会の役割は重要であり,日本は同理事会のメンバー国として,国連によるテロ対策の取組に貢献していく方針である旨述べました。

(参考)国連テロ対策委員会執行事務局(CTED)
安保理決議第1373号にもとづき,2001年,国連加盟国のテロ対策履行状況を監視するため,安保理の下に国連テロ対策委員会が設置。CTEDは,安保理決議第1535号(2004年)にもとづき,2005年,同委員会の執行事務局として設置された。

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