日本の国際テロ対策協力
公開シンポジウム「テロを取り巻く社会情勢と我が国の国内外におけるテロ対策 京都コングレスを見据えて」(結果)
令和2年1月23日
2020年1月19日(日曜日),慶應義塾大学において,外務省は,慶應義塾大学法学部と,公開シンポジウム「テロを取り巻く社会情勢と我が国の国内外におけるテロ対策 京都コングレスを見据えて」を共催(法務省後援)しました。
本シンポジウムでは,本年4月に京都で開催される,第14回国際連合犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)の議題の一つになっている「テロ」をテーマとし,世界のテロ情勢及び日本国内外におけるテロ対策について,官・民・学術界からの4名による講演及びパネルディスカッションを行いました。一般公開された本シンポジウムには,研究者,学生,一般の方々など多数名が参加しました。
1 概要

の講演

本シンポジウムは,2部構成で行われ,第1部では,三好真理外務省国際テロ対策・組織犯罪対策協力担当大使,杉木明子慶應義塾大学法学部教授,重永達矢警察庁国際テロリズム対策課長及び小堀恭志フェイスブックジャパン執行役員の4名のパネリストによる基調講演が行われ,様々な視点からテロ情勢及びテロ対策について報告がありました。その後,第2部では,亀井源太郎慶應義塾大学法学部教授がモデレーターを務める中パネルディスカッションが行われ,三好大使から国際的なテロ対策における外交の役割等について発言した他,官民それぞれの役割や取組に関する活発な議論が行われました。最後に,フロアからの質疑応答の時間も設けられ,高校生を含む学生等の積極的な参加も得られました。


