東ティモール民主共和国
中山外務副大臣とラモス=ホルタ東ティモール前大統領・国連平和活動ハイレベル・パネル議長との会談
平成27年6月19日


19日(金曜日),中山泰秀外務副大臣は,アジアの平和構築と国民和解,民主化に関するハイレベル・セミナーに出席するため訪日中のラモス=ホルタ東ティモール前大統領(国連平和活動ハイレベル・パネル議長)と会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
1 冒頭,中山副大臣から,ラモス=ホルタ前大統領の訪日を歓迎するとともに,日本が積極的平和主義の旗の下,20日に開催するアジアの平和構築と国民和解,民主化に関するハイレベル・セミナーへの出席に謝意を述べました。また,未来志向で良好かつ緊密な日・東ティモール関係を今後も一層発展させていきたい旨述べるとともに,同前大統領が議長を務めた国連平和活動ハイレベル・パネルの報告書について意見交換を行いました。
2 ラモス=ホルタ前大統領からは,ハイレベル・セミナーへの招待に謝意を述べた上で,ハイレベル・パネル報告書の主要な提言として,紛争予防や政治的戦略の重要性や平和を持続させるための継続的関与の必要性等を挙げました。また,パネル・メンバーや国連関係者の間では,日本が国際平和のため更に関与することへの高い期待がある旨述べました。
3 双方は,本年が戦後70周年,国連創設70周年の節目の年に当たることや,地球規模の課題への取組についても,意見交換を行いました。