平和構築
令和4年度平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業
「プライマリー・コース」参加者による高木啓外務大臣政務官表敬
令和5年1月23日
1月18日、平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業の「プライマリー・コース」が開講され、19日午前、高木啓外務大臣政務官がコース参加者(日本人参加者13名、外国人参加者10名)の表敬を受けたところ、概要は以下のとおりです。
- 高木政務官から、まず、プライマリー・コース参加者が、新型コロナウイルス感染症の世界的流行拡大を乗り越え、各国・地域から参加していることに歓迎の意を表明しました。また、高木政務官は、今なお続くロシアによるウクライナ侵攻の影響でより一層複雑化する国際情勢の中、平和の実現に貢献しようとする参加者の姿勢に敬意を表しつつ、研修を通して、平和構築・開発の第一線で従事するにあたり必要な多くのスキルを学ぶとともに、お互いの経験を共有して紛争の新たな解決方法を導き出してもらいたいと激励しました。加えて、参加者が今後、平和構築・開発分野の国際機関において一層活躍していくことに期待する旨を述べました。
- これに対し、研修員から、本事業のような研修コースが実施されることについて謝意が表明されるとともに、平和構築・開発にかけるそれぞれの想いや専門家に求められる知識やスキルを習得したいとの抱負等が述べられました。
(参考1)平和構築の現場で活躍できる文民専門家の育成を目的とし、平成19年度から平成26年度まで実施した「平和構築人材育成事業」の8年間の実績を踏まえ、平成27年度から新たに「平和構築・開発におけるグローバル人材育成事業」を開始。本事業は、一般社団法人広島平和構築人材育成センター (Hiroshima Peacebuilders Center : HPC)が実施し、海外派遣は国連ボランティア計画(UNV)が担当。
(参考2)「プライマリー・コース」外国人研修員(10名)の出身国及び所属機関:
コロンビア、パプアニューギニア、フィリピン、スリランカ、トルコ、ウクライナ、コンゴ(民)、マリ、南スーダン及びアフリカ連合委員会(計9カ国・1機関)