女性

平成27年8月28日
本28日,安倍晋三内閣総理大臣は,「女性が輝く社会に向けた国際シンポジウム」(WAW! 2015)の国際機関の長を含む海外からの参加者によって構成される2つのグループ(第1,第2グループ(北米,欧州))からの表敬を受けました。概要は以下のとおりです。

1 冒頭,安倍総理大臣から,出席者に対し,本シンポジウムへの参加に感謝の意を伝えました。また,今年のWAW!のテーマは,「WAW! for All」であり,また,世界で活躍されている参加者が今回の会議に参加することにより,日本の聴衆のみならず,世界の聴衆に発信することは,多くの女性を勇気づけるものであると述べました。

2 これに対し,出席者からは,シンポジウムの開催に祝意が示されたほか,女性の活躍促進に向けた安倍総理大臣のイニシアティブは,男女参画の社会に向けたネットワーク形成のためにも重要である等の賞賛の発言がありました。

3 また,各出席者より,女性が輝く社会に向けた取組は,女性の権利問題のみならず,企業の業績に鑑みても,経済的観点から重要である,男性の視点を取り込んでいくことが重要である等の指摘がありました。安倍総理大臣からは,女性の活躍推進法案の内容を踏まえた我が国の今後の方針を説明し,途上国において女性の教育を受ける権利等に対し貢献していく姿勢を示しました。

【参考】グループ表敬出席者
【第1グループ】
ティナ・チェン 米大統領夫人首席補佐官
アビゲール・フリードマン アジア財団上級アドバイザー
ダイアン・フカミ ブリッジ・メディア社長兼共同創設者
デボラ・ギリス カタリスト・プレジデント&CEO
マリリン・ヒューソン ロッキード・マーティンCEO
リンダ・A・ヒル ハーバード・ビジネス・スクール(HBS)教授
エミリー・マッチャー 作家
マリア・モリス メットライフ社取締役副社長
アイリーン・ペニントン アジア財団女性活躍プログラム担当課長
ステファン・ポンパー 大統領特別顧問,NSC上級部長(多国間関係・人権担当)
リーチャ・ウパデアーエ アジア財団インド事務所プログラム・オフィサー
メラニー・バービアー ジョージタウン大学女性・平和・安全保障研究所所長 前女性問題担当大使

【第2グループ】
ヴァイラ・ヴィーチェ・フレイベルガ マドリッド・クラブ会長(元ラトビア大統領)
マリエット・スクールマン NATO女性・平和・安全保障担当事務総長特別代表
ダニエラ・バンキエ 欧州委員会司法総局男女平等課長
イルマ・エルリンスドッティル ジェンダー研究所長
フレデリック・ヒレルソン 政府男女平等雇用委員会委員, Novare Human Capital創設者兼CEO
コレット・ルイナー 仏電力公社独立取締役及びエネルギー専門家
ボリス・ミシェル 赤十字国際委員会(ICRC)アジア大洋州地域担当事業局長
ケシーニ・ナヴァラトナム 国際ブロードキャスター,アレクサンドライト・グローバル・コミュニケーションズ社長
グリシャラ・アブディカリコヴァ カザフスタン国務長官
ラウシャン・サルセムバエヴァ カザフスタン・ビジネス・ウーマン連盟総裁
ドゥブラヴカ・シモノビッチ 「女性に対する暴力」の特別報告者
 

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