女性

「女性とスタートアップ 女性が起業することの意味を考える」

令和4年12月1日

参加者(随時更新)

分科会6:女性とスタートアップ
  • 岡島 悦子 株式会社プロノバ 代表取締役社長 (モデレーター)
  • アイサタ・ラム モーリタニア投資促進庁長官
  • キャシー松井 Mpower Partnersゼネラル・パートナー
  • 佐俣 アンリ ANRI代表パートナー
  • 菅原 亜都子 札幌市男女共同参画センター事業係長
  • 福田 恵里 SHE株式会社代表取締役/CEO/COO(ラポラトゥール)

現状・課題

 不確実性が高い時代に成長をもたらす原動力の一つが起業です。年々多くの女性が起業しており、世界では起業する3人に1人が女性と言われます。しかし、女性による起業の多くは小売やサービス業を中心とする小規模ビジネスであり、建設、エネルギーといった規模の大きな産業では女性の参入がほとんど見られません。背景には多くの構造的、または文化的な障壁が存在しています。
 例えば、資本、ノウハウへのアクセスは比較的限られます。また、女性が起業することについての理解が社会文化的に理解されず、そのために、人脈が構築しにくく事業機会や業界の情報を入手しづらい等のハードルに直面しています(注1)。
 起業は、自らの関心を職業にし、また自ら決められる要素が多いという点で、結婚・出産等のライフイベントとの両立を可能にする働き方として、女性の経済活動の選択肢の一つです。また、女性の職業上の自己実現や経済的自立だけでなく、経済の活性化にもつながります(注2)。多くの国で地方から都市への人口流出が問題となる中、女性の起業は、一つの解決策になり得るかもしれません。
 女性とスタートアップを巡る現状と課題については、こちら(PDF)別ウィンドウで開くも御参照ください。

論点

  • 女性の起業の最大の課題は何か。起業に際して、女性の助けとなり得る要素は何か。
  • 特に、事業資金の確保に際して女性が直面する特有の課題は何か。その課題解決のため、各国ではどのような方策が採用されているか。
  • 情報通信技術(ICT)を含む収益率の高い業界における女性の起業にはどういった好事例又は課題があるか。
  • 地方の活性化に貢献する女性起業家に対してインセンティブを設けている例はあるか。また、どのような効果をもたらしているか。
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