サイバーセキュリティ

令和6年10月3日

 米国時間9月30日から10月3日にかけて、米国において「カウンターランサムウェア・イニシアティブ会合」が行われ、ランサムウェアの脅威への対処に関する国際連携について議論が行われました。

  1. 本会合は、昨年10月以来、今年で4回目の開催であり、我が国からは、内閣サイバーセキュリティセンター、警察庁、外務省などが参加しました。
  2. 会合後に発出された共同声明では、ランサムウェアに対する集団的な強靱性の構築、CRIメンバーがランサムウェア攻撃を受けた際の支援、攻撃者を追跡しCRIメンバーの法的管轄区域内で活動できる安全な場所を作らせないこと、ランサムウェアのビジネスモデルの一部である暗号資産の使用を防ぐこと、CRIメンバーへの助言や支援のための民間セクターとの協力、国際協力を推進しランサムウェアの脅威に対抗する体制を共同で整えることを再確認しました。
  3. また、今回、我が国も参加し、ランサムウェア攻撃を受けた組織を支援するためのガイダンスが発出されました。
  4. 我が国としては、引き続き国際社会と緊密に連携し、ランサムウェアの脅威への対処含め、自由、公正かつ安全なサイバー空間の維持・発展のための取組を進めていきます。

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