バチカン

令和7年6月30日
儀じょう隊による栄誉礼を前に歩行する日・バチカン両首脳 (写真提供:内閣広報室)
パロリン・ローマ教皇庁国務長官と握手をする石破総理大臣 (写真提供:内閣広報室)
石破総理大臣とパロリン・ローマ教皇庁国務長官との会談の様子 (写真提供:内閣広報室)

 6月30日、午後3時40分から約50分間、石破茂内閣総理大臣は、2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)のナショナルデー行事に出席するため訪日中のピエトロ・パロリン・ローマ教皇庁国務長官(His Eminence Cardinal Pietro PAROLIN, Secretary of State of the Holy See)と日・バチカン首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭、石破総理大臣から、パロリン国務長官の訪日を歓迎し、前教皇フランシスコ台下の崩御への弔意及び新教皇レオ14世台下就任への祝意を伝えるとともに、日本とバチカンは、1942年の国交樹立以来、長きに亘る友好関係を有している旨述べました。これに対し、パロリン国務長官は、バチカンと日本の協力を強化していきたい旨述べました。
  2. また、両首脳は、大阪・関西万博は、両国間の相互理解と友好関係をさらに深める機会であることを確認しました。
  3. 両首脳は、中東情勢や、核・ミサイル問題及び拉致問題を含む北朝鮮への対応を始めとする東アジア情勢、ウクライナなどの地域情勢についても意見交換を行い、国際社会の諸課題に対して日・バチカン両国が緊密に連携していくことで一致しました。

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